インタビュー
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今後、力を入れていきたいこと
プレコンセプションケア(若い男女が将来のライフプランを考えて、日々の生活や健康と向き合うこと)は、少子化の日本にはとても大事な考え方だと思います。正しい知識をできるだけ若いうちから得ることで、将来を含めて健康的な生活が送ることができます。産婦人科医としては乳児以降、思春期までの関わりが乏しいので、様々な医療従事者や団体、企業、自治体と共同して市民の健康増進に寄与したいと考えています。
初めて来院された患者さまへの心がけ
最初の主訴をしっかりと伺い、聞き漏らしがないように努めています。
産科も婦人科の患者さまも一緒ですが、初めて来院される方には最初にお話されることをしっかりとお伺いするようにしています。また、診察の最後は、ほかにお話されたいことはないかお聞きしています。なぜなら、診察が終わってから再度検査が必要になる場合には、再び着替えが必要になり患者さまの負担になるからです。ひと言お声がけすることで、そのようなお手間を軽減できるように心がけています。
女性の患者さまだからこそ配慮していること
年齢で区別することなく、女性ということを意識して接しています。
いくつになっても女性ということを意識して診察するようにしています。若い方だからといって言葉遣いを変えたりしません。ご年配の方も若年の方も年齢問わず、同じように接しています。
スタッフについて
一人欠けてもダメ。個々の特長を生かしながらクリニックを支える。
当院のスタッフは、皆しっかりしていて良い人ですが、それぞれに個性があります。整理整頓や管理が上手い人、きれい好きな人、患者さまの応対が素敵な人など、いいところがあります。ダメなところを無理に変えようとするのではなく、良いところを褒めて伸ばすほうがよいと考えています。
クリニック全体としては、一人欠けても大変です。一人ひとりの得意な分野を生かしながらチームとして仕事しています。
休日の過ごし方
家族行事に参加したり、寺社めぐりをしたり、今ここにいることを「感謝」。
なかなか休めないのですが、お休みがとれた時は家族の行事や子どもの運動会などにできるだけ参加するようにしています。
また、寺社めぐりが好きなのでお参りにも行っています。最初のころはお願い事をするばかりでした。しかし最近は、健康で仕事ができ、お参りに来ることができる自由な時間を取れたことに「感謝する」というように変化してきました。そのようなことから、休日はなるべく足を運ぶようにしています。
患者さまへ
令和5年をもって分娩取り扱いを中止しました。
48年間にわたり、主に狛江市民を増やすお手伝いが出来たことに誇りを感じつつ、皆様に本当に感謝しています。当院で最後に出産されたご家族と記念撮影をさせていただきました。